ネットブックでHackintosh

ひょんな事からネットブックDell Mini 10vにMac OS Xをインストールして使ってみることとなりました。

hackintosh-book-title.jpg

Apple純正のハードウェアでない一般のPCにMac OS XをインストールしたものをOSx86とかHackintoshと言うようですが、実際に自分がMac OS Xをインストールするにあたって日本語の情報があまりないことを知り、少しでも他の人の参考になればということで自分のやってことなどを紹介することにしました。

ここではハッカーとかマニアではなく、ちょっとコンピュータに詳しい一般ユーザ、という視点からこのMac OS X搭載ネットブック(命名:HackBook Mini)の使用レポートを短期連載していこうと思います。

なお、「ネットブックでHackintosh」では以下の点をポリシーとしていきたいと思います。


 

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ネットブックでHackintosh - HackBook Mini誕生

きっかけはHackintosh関連のフォーラム管理者からPIXTURE STUDIOのアイコンをForumのアバターアイコンに使いたいという打診のメールからでした。

Dell Mini 10vで快適Mac OS X

Hackintosh? なんだそれは? ということでリサーチしたら、Intel PCにMac OS Xを入れるプロジェクト(OSx86とも呼ぶようですが)ということを知り、さらになんと$300以下でMac OS Xの入ったネットブックを作れるというので「これはちょっとやってみよう!」ということになったわけです (^_^)

考えてみればMacはPantherの入ったPowerBook G4 15"を最後にしばらく離れていたのでかれこれ5年ぶりになります。一番始めに使ったMacがMac SE、それ以来ずっとMac一筋でシェアウェアやフリーウェア、アイコンなどを作って公開してきた筋金入りのマックユーザーだったのは今は昔のこと。ハードの値段に負けてLinuxとWindowsに浮気をして最近はすっかりMac周辺の事情からうとくなっていました。

Hackintoshのベースにするネットブックはインターネット上で最も情報も多く、また標準的なパーツ構成ゆえに機能制限がほとんどなしにMac OS Xが使えてかつ安価、ということで迷うことなくDell Mini 10vに決定。Dell.comでUbuntu Linuxバージョンを$249で購入。BlueToothは使わないので$20節約。HDDは16GBのSSDにするかどうか迷った結果色々なソフトを入れてみたかったのと場合によってはLunixとのDualBootにすることも考えて160GBのHDD内蔵のものにしました。それにSSDよりHDD搭載モデルの方が安かったですし、要するに一番安くおさえたら結果としてそうなったとも言えます(笑)。さらにMac OS X 10.6 Snow LeopardのRetail DVDを$30弱で購入。このほかUSBのFlashメモリが2個(うち1個はMac OS X DVDの中身をフルコピーするので8GBかそれ以上のサイズが)必要でこれは既に手元にあるものを使いました。

Dell Mini 10v

今回使用したネットブックDell Mini 10vはUbuntu Linuxがインストールされているモデルで、ちょっといじってみた限りでは快適でなかなかいい感じでした。Mac OS Xに強いこだわりがなければこのままUbuntuで使うのも悪くはないなと思いました。
dell-mini-10v-hackintosh.jpg
Dell Mini 10v (Inspiron 1011) CPU Atom N270 1600MHz、RAM 1GB、HDD 160GB

Mini 10vの画面の解像度は1024x600ですのでインターネット閲覧であれば十分なサイズ。Mini 10の方は1366x768という高解像度のモデルもあるのですがこちらは残念ながらGraphic Chipの関係でHackintosh化は現時点では無理らしいです。それにそこまで高解像度にならなくてもネットブックの用途を考えれば1024x600でも十分だと思います。
キーボードのサイズも手の大きな私の場合にはこれが限界と思えるサイズです。これより小さいとたぶんフラストレーションがたまってしまうはず。今このブログもDell Mini 10vで入力しているのですが、まぁ通常のキーボードほど快適ではないですが許せる範囲だと思います。

Mac OS X Snow Leopardのインストール

本当はUSB Flashメモリ1個でNetBookBootMakerというのを使ったインストールをおこなうつもりだったんですが、実はこのNetBooKBootMakerはTiger搭載Macでは動作しないことが発覚。で、結局別のサイトを参考にしてSnow Leopardを入れたUSB Flashメモリでブートせずに、ブート専用のUSB Flashメモリを別に用意してここにNetBookInstaller 0.8.3を入れてインストールを行うことになりました。

インストール自体は以下サイトの手順に従ってスムーズに終了。USB FlashメモリにMac OS X Snow Leopardの中身をコピーする時間もいれて3時間程度ですべての作業が終了しました。BIOSはMyDellMiniフォーラムなどで以前はダウングレードしないとダメみたいな情報もありましたが、現在のNetBookInstaller 0.8.3はBIOS A06をサポートしているので特に何もする必要はありませんでした。

OS X | mechdrew
http://osx.mechdrew.com/guides/

この時点で特に問題は見つからなかったので、そのまま勢いでソフトウェアアップデートを実行して10.6を10.6.2にアップデート。これも特に問題なかったと思ったらサウンドが使えないことが発覚。でも、これはDell Mini 10vのフォーラムではじめのインストール時に使ったNetbookInstaller 0.8.3.appを再度実行すればよいような記事を発見してやってみたら見事にサウンドも使えるようになりました。

あと、外付けのUSBマウスを使っているのですが、この場合ブート時にF2キーを押してBIOSのセットアップ画面に進み、Legacy USBのサポートを無効にする必要があります。これをしないと外付けUSBマウスがついたままスリープするとスリープから復帰しなくなってしまうからです。

ちゃんと動作するもの

まだ試してないもの

動作しないもの

テストできないもの

もうちょっといろいろとやらないといけないかと覚悟をしていただけにあまりにスムーズすぎて拍子抜けしてしまいました。一瞬、Dell Mini 10vはApple純正のネットブックじゃないかと錯覚してしまう程すべての機能がちゃんと動作するし...ハッカーの人たちの技術と情熱は本当にすごいです。Dell Mini 10vのフォーラムではインストールがうまくいかない人やら問題が発生している人もいるようです。同フォーラムでDell Mini 10vにMac OS Xをインストールするのが成功したかどうかをアンケートしていますが、これを見ると9割以上の人が成功しているようなのでDell Mini 10vのHackintosh化はそれほど難易度の高いものではないのでしょう。

dell-mini-10v-desktop.jpg

ファーストインプレッション

電源ONから約1分程度でブートしますのでわりと早く起動するように感じます。起動後にSafariを立ち上げてインターネットにアクセスしたりしてみた限りではスピードなども全く文句のないレベル。もともとネットブックでパワーのいるソフトを実行したりすることはないし、あくまでインターネット+文章を書いたりとか簡単な事ができればいい、という感じなので予算$300のMacBook Mini(?)としては上出来。今やPhotoShopとIllustrator専用マシンになっているPowerBook G4 15"と比べても操作時のサクサク感はかわらないくらいです。
このDell Mini 10vはCPUファンがないのでHDDのモーター音以外で音を出すものがないためにほとんど無音です。ただ、ファンレスですので膝の上に載せて長時間使用しているとけっこう温度が高くなりますがこれも許容範囲でしょう。

バッテリー

製品についてくる3cellのバッテリーの持続時間はインターネットに接続してずっとブラウザーを使っていて2.5時間程度です。MyDellMiniフォーラムによると別売の6cellバッテリーだと6時間程度持続するそうです。外出先や飛行機などで長時間使う場合は6cellバッテリーを購入した方がいいでしょうね。(Dell.comでは6cellバッテリだと+$35でした)

Mac OS Xが快適に動作するネットブックが日本円にして3万円以下でできてしまうのですからほんとお得だと思います。これから使用レポートなどを随時アップしていこうと思います。

今後の記事ではこのマシンを以下のように呼ぶことにします。
HackBook MiniHackBook Mini


参考サイト

今回のネットブックのHackintosh化にあたって参考にしたサイトは以下の通りです。全部英語のサイトなので英語が苦手な人はちょっと大変かもしれませんが残念ながら日本語のHackintosh情報はネット上ではきわめて少ないのでHackintoshを制作する場合にはさけては通れないでしょう。(日本だとHackintosh制作の書籍もあるようですが情報のアップデートなどを考えるとやはり書籍だけでは苦しいかもしれません)

Hackintosh.com
http://www.hackintosh.com/
* Hackintosh関係の各種サイトへのリンク有り

How To: Hackintosh a Dell Mini 10v Into the Ultimate Snow Leopard Netbook
http://gizmodo.com/5389166/how-to-hackintosh-a-dell-mini-10v-into-the-ul...
*はじめはこのサイトにある手順でHackintoshを制作する予定でしたがLeopard以降搭載Macが手元になかったので断念

OS X | mechdrew
http://osx.mechdrew.com/guides/
* で結局このサイトの方法2「NetbookInstaller 2: USB Mac Installation via Any Operating System」に従ってHackintosh制作しました。

MyDellMini Forum > Dell Mini 10v Mac OS X Discussion
http://www.mydellmini.com/forum/dell-mini-10v-mac-os-x-discussion/
* Dell MiniのHackintosh化に関する情報ならここが一番豊富で役立ちます

InsanelyMac Forum
http://www.insanelymac.com/forum/
* Hackintosh(OSx86)に関する情報ならここが一番です。

Netbook-installer プロジェクトサイト
http://code.google.com/p/netbook-installer/

(注) MyDellMini ForumもInsanelyMac Forumも掲載されているファイルのダウンロードや画像ファイルの閲覧にはメンバー登録とログインが必要です。

 

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ネットブックでHackintosh - はじめの一歩

数日前に完成したMac OS X搭載ネットブックDell Mini 10v - 改めHackBook Miniの使用レポート第1弾です。

トラックパッド

ノートブックパソコンは今までも数多く使ってきましたがずっとマウスを接続していたのでタッチパッド(トラックパッド)はほとんど使うことはなかったのですが、Dell Mini 10vのトラックパッドはマルチタッチ対応ですので2本指でのスクロールとかタップでのクリックなど試してみることにしました。Apple標準の環境設定ではないので以下のようにマウス、キーボード、トラックパッドが別々の設定になっています。トラックパッドの設定はNetbookInstallerの開発者の作成したオリジナルのもののようです。

ss-hackintosh-1.jpg
Dell Mini 10vのトラックパッドは左下と右下にボタンがあるのですがここをクリックしようとするとトラックパッドの感度が良すぎるせいかマウスポインターがクリックする瞬間に動いてしまうのです。そこでトラックパッドの下にあるボタンを使うのを断念、トラックパッドでのタップをマウスクリックに割り当てて使うことにしました。普段はこのトラックパッドのタップ=クリックで快適なのですが、文章を入力中にちょっと手のひらがトラックパッドに触れるだけでカーソルがマウスポインターの場所に移動してしまいよろしくありません。

ss-hackintosh-2.jpg
そこでKeyRemap4MacBookというフリーウェアを使って、右コマンドキー(右Altキー)をマウスの左クリック、右コントロールキーをマウスの右クリックに割当てることにしました。なお、右コマンドキーと右コントロールキーの間にあるキーはMac OS Xでは右コマンドキーと同じキーコードを発生するのでこのキーだけ何か別に割り当てることはできず右コマンドキー同様に左クリックになってしまいます。とにかく、このキー>マウスクリックへの割り当てを使うことでトラックパッドのタップによるクリックを使うのはやめにしました。Sausage Fingerというフリーウェアを使うとトラックパッドのタップを一時的にOn/Offできるということだったので試してみたのですがDell Mini 10vのトラックパッドではうまく動作しませんでした。

垂直方法のスクロールは2本指よりも1本指でトラックパッドの右端を使ってやる方が自分にはあっているようなのでそう設定。せっかくのネットブックですから膝の上やふとんの上とかでマウスなしでも使いたいのでトラックパッドには徐々に慣れていくしかないのでしょうね。自分なりにどの設定がベストか使いつつさぐっていこうと思っています。

* 言い忘れましたが、HacBook MiniではコマンドキーはAltキーに、オプションキーはWindowsキー(左Altキーの左のキー)に割り当てられます。


画面サイズによる問題

HackBook Miniを使っていて問題になるのは一部のアプリのウィンドウやダイアログのサイズが固定で特に縦サイズが600ドットを超えるものの場合一部表示されなくなってしまうことです。たとえばPhoto Boothなどがそれにあたります。
Photo Boothをそのまま起動するとこうなります。
hackintosh-photo-booth-1.jpg
ウィンドウの縦が画面に入りきらずに見えなくなってしまっています。次のスクリーンショットはMyDellMiniフォーラムで見つけたPhotoBoothFixerを使用してPhoto Booth実行時に仮想画面サイズを大きくするようにしたものです。
hackintosh-photo-booth-2.jpg
これだとちゃんとウィンドウ全体が入ります。メニューとかも縮小されているのがわかるでしょうか?(ただしメニューバーエクストラのアイコンは縮小されないためにメニューバーからはみ出してしまっていますが、これはご愛嬌ということで)
PhotoBoothFixerはMac OS XのAutomator用ワークフローでMyDellMiniフォーラムの以下のスレッドよりダウンロードできます。
Photo Booth Fixer! Finally!

(注)ダウンロードするにはMyDellMiniフォーラムに登録してメンバーとしてログインする必要があります。

MyDellMiniフォーラムによると、Photo Booth以外にもGarage Bandやいくつかのソフトウェアやシステム環境設定の項目で画面にウィンドウが収まりきれない場合が発生するようです。以下がDell Miniでの画面の解像度問題に関するMyDellMiniフォーラムのスレッドです。ここからユーザの作成したいくつかの簡単なプログラムをダウンロードできます。まだ全て試していないのですが追って試したものは紹介したいと思います。
MyDellMini Forum > Operating Systems > Mac OS X > FAQs and How To's > Virtually increase your Dell Mini Screen Resolution

HackBook Miniのような画面サイズの小さいネットブックでは、おそらくこの画面のサイズに起因する問題が一番普段の使用でネックになると思いますのでこのあたりはさらにリサーチとテストをしたいと思っています。

PS: もちろん大きなサイズの外部モニターを接続して使用すれば問題ないのでしょうけど、それではネットブックの機動性の良さが損なわれてしまいますのでネットブック単体でなんとかするのがベストだと思います。


SDカードとTime Machine

HackBook MiniにはSDカードリーダが左側についていてデジカメの写真などをケーブル無しで取り込めるようになっています。おもしろい利用方法としてこのSDカードリーダに大容量のSDカードを装着してTime Machineのバックアップメディアとして使うことが可能です (USB Flashメモリでも可能です)。私のDell Mini 10vは160GBのHDD搭載なのでHDDの使用容量がSDカードの容量より大きくなってしまうとこの方法は使えないのですが、16GB SSD内蔵のDell Mini 10vの場合には32GBのSDカードを付けておけばいつでもどこでもTime Machineが使えるので便利ではないでしょうか?デジカメでSDカードを使うと通常MS-DOS(FAT32)フォーマットになっているのでTime Machineで使う場合にはSDカードをディスクユーティリティでMac OS拡張(ジャーナル)パーティションでフォーマットし直す必要があります。

ss-hackintosh-3.jpg


パフォーマンス

前回書いたように全体としてのパフォーマンスは非常によく、使っていてほとんどストレスを感じないと書きましたが、客観的なパフォーマンスの目安としていくつかのベンチマークテストを実行してみました。

まずは定番のXbench 1.3の結果です。総合で46はまぁまぁだと思います。ちなみに今も現役で使っているTiger(Mac OS X 10.4.11)のPower Book G4 1GHz 15" RAM 768MBのDiskテスト以外の総合スコアは37でしたからちょっとそれよりは早いということになります。実際に操作時の体感速度もまさにそんな感じでちょっと早いかな、という感じです。もちろん最近のiMacなどと比べると全然遅いのでしょうけど、パワーのいるソフトを使う訳ではないので十分でしょう。

Results	46.33	
	System Info		
		Xbench Version		1.3
		System Version		10.6.2 (10C540)
		Physical RAM		1024 MB
		Model		MacBook4,1
		Drive Type		WDC WD1600BEVT-75ZCT2 WDC WD1600BEVT-75ZCT2
	CPU Test	29.74	
		GCD Loop	61.53	3.24 Mops/sec
		Floating Point Basic	18.58	441.49 Mflop/sec
		vecLib FFT	23.03	759.83 Mflop/sec
		Floating Point Library	47.55	8.28 Mops/sec
	Thread Test	49.71	
		Computation	43.28	876.76 Kops/sec, 4 threads
		Lock Contention	58.38	2.51 Mlocks/sec, 4 threads
	Memory Test	77.13	
		System	67.88	
			Allocate	92.56	339.90 Kalloc/sec
			Fill	84.70	4118.46 MB/sec
			Copy	46.32	956.78 MB/sec
		Stream	89.30	
			Copy	88.03	1818.20 MB/sec
			Scale	86.51	1787.21 MB/sec
			Add	100.92	2149.75 MB/sec
			Triad	83.59	1788.30 MB/sec
	Quartz Graphics Test	60.26	
		Line	52.34	3.48 Klines/sec [50% alpha]
		Rectangle	53.85	16.08 Krects/sec [50% alpha]
		Circle	47.41	3.86 Kcircles/sec [50% alpha]
		Bezier	59.18	1.49 Kbeziers/sec [50% alpha]
		Text	136.71	8.55 Kchars/sec
	OpenGL Graphics Test	75.28	
		Spinning Squares	75.28	95.50 frames/sec
	User Interface Test	26.80	
		Elements	26.80	122.98 refresh/sec
	Disk Test	58.21	
		Sequential	92.47	
			Uncached Write	87.59	53.78 MB/sec [4K blocks]
			Uncached Write	102.69	58.10 MB/sec [256K blocks]
			Uncached Read	72.07	21.09 MB/sec [4K blocks]
			Uncached Read	121.55	61.09 MB/sec [256K blocks]
		Random	42.48	
			Uncached Write	15.91	1.68 MB/sec [4K blocks]
			Uncached Write	121.41	38.87 MB/sec [256K blocks]
			Uncached Read	70.02	0.50 MB/sec [4K blocks]
			Uncached Read	113.90	21.13 MB/sec [256K blocks]

次はマルチプラットフォーム対応のベンチマークソフトGeekbenchの実行結果です。モデル名のところに「Hackintosh」と出るのに驚きました(笑)
Platform: Mac OS X x86 (32-bit)
Compiler: GCC 4.0.1 (Apple Inc. build 5490)
Operating System: Mac OS X 10.6.2 (Build 10C540)
Model: Hackintosh
Motherboard: Dell Inc. CN0Y53 A06
Processor: Intel(R) Atom(TM) CPU N270   @ 1.60GHz
Processor ID: GenuineIntel Family 6 Model 28 Stepping 2
Logical Processors: 2
Physical Processors: 1
Processor Frequency: 1.60 GHz
L1 Instruction Cache: 32.0 KB
L1 Data Cache: 24.0 KB
L2 Cache: 512 KB
L3 Cache: 0.00 B
Bus Frequency: 533 MHz
Memory: 1.00 GB
Memory Type: 533 MHz DDR2 SDRAM
SIMD: 1
BIOS: Dell Inc. A06
Processor Model: Intel Atom N270
Processor Cores: 1

Integer (Score: 789)
Blowfish single-threaded scalar -- 612, , 26.9 MB/sec
Blowfish multi-threaded scalar -- 977, , 40.0 MB/sec
Text Compress single-threaded scalar -- 714, , 2.29 MB/sec
Text Compress multi-threaded scalar -- 1001, , 3.29 MB/sec
Text Decompress single-threaded scalar -- 715, , 2.94 MB/sec
Text Decompress multi-threaded scalar -- 1040, , 4.15 MB/sec
Image Compress single-threaded scalar -- 651, , 5.38 Mpixels/sec
Image Compress multi-threaded scalar -- 940, , 7.92 Mpixels/sec
Image Decompress single-threaded scalar -- 492, , 8.27 Mpixels/sec
Image Decompress multi-threaded scalar -- 702, , 11.5 Mpixels/sec
Lua single-threaded scalar -- 646, , 249.0 Knodes/sec
Lua multi-threaded scalar -- 982, , 377.8 Knodes/sec

Floating Point (Score: 1147)
Mandelbrot single-threaded scalar -- 546, , 363.4 Mflops
Mandelbrot multi-threaded scalar -- 1029, , 673.9 Mflops
Dot Product single-threaded scalar -- 1079, , 521.7 Mflops
Dot Product multi-threaded scalar -- 1945, , 886.5 Mflops
Dot Product single-threaded vector -- 582, , 697.7 Mflops
Dot Product multi-threaded vector -- 1262, , 1.31 Gflops
LU Decomposition single-threaded scalar -- 190, , 169.6 Mflops
LU Decomposition multi-threaded scalar -- 335, , 293.7 Mflops
Primality Test single-threaded scalar -- 904, , 135.0 Mflops
Primality Test multi-threaded scalar -- 1107, , 205.5 Mflops
Sharpen Image single-threaded scalar -- 1094, , 2.55 Mpixels/sec
Sharpen Image multi-threaded scalar -- 1769, , 4.08 Mpixels/sec
Blur Image single-threaded scalar -- 1653, , 1.31 Mpixels/sec
Blur Image multi-threaded scalar -- 2564, , 2.02 Mpixels/sec

Memory (Score: 1098)
Read Sequential single-threaded scalar -- 1279, , 1.57 GB/sec
Write Sequential single-threaded scalar -- 1447, , 1013.7 MB/sec
Stdlib Allocate single-threaded scalar -- 610, , 2.28 Mallocs/sec
Stdlib Write single-threaded scalar -- 1248, , 2.58 GB/sec
Stdlib Copy single-threaded scalar -- 906, , 957.1 MB/sec

Stream (Score: 1002)
Stream Copy single-threaded scalar -- 1116, , 1.53 GB/sec
Stream Copy single-threaded vector -- 1243, , 1.61 GB/sec
Stream Scale single-threaded scalar -- 811, , 1.05 GB/sec
Stream Scale single-threaded vector -- 1247, , 1.68 GB/sec
Stream Add single-threaded scalar -- 601, , 929.9 MB/sec
Stream Add single-threaded vector -- 1404, , 1.95 GB/sec
Stream Triad single-threaded scalar -- 556, , 787.4 MB/sec
Stream Triad single-threaded vector -- 1043, , 1.95 GB/sec

つづく
 

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ネットブックでHackintosh - ちょこっと改善

今回はNetBookInstallerでのHackintosh化には含まれていないHackBook Miniの使い勝手を向上するいくつかの改善をおこないました。

このMacについて

HackBook MiniではHackintosh化した状態では「このMacについて(About This Mac)」のウィンドウでCPUが不明(Unknown)となっています。そこでInsanelyMac Forumでみつけたプログラムでこれを改善しました。
hackintosh-about-this-mac.jpg
使い勝手の向上とは全く関係ないですけど、こういうディテイルにこだわる人がけっこう多いんだな、とMyDellMiniフォーラムやInsanelyMac Forumを見てきて感じました。やはりこれもAppleとMacが伝統的にもつブランド力によるものなんでしょうか。

About this Mac, For those like me too lazy to customize it
http://www.insanelymac.com/forum/index.php?showtopic=98775

(注) InsanelyMac ForumもMyDellMini Forum同様に掲載されているファイルをダウンロードしたり画像ファイルを閲覧するにはフォーラムに登録してメンバーとしてログインしなければなりません。


リモートマシンのDVD/CDを共有する

DVD/CDドライブをもたないMacBook Airの登場により導入された機能で、同じワイヤレスネットワーク上にある他のMacやWindowsコンピュータのドライブにセットされたDVDやCDをあたかも自分のマシンにドライブが搭載されているかのようにマウントして利用することができるようになる機能がありますが、HackBook Miniでもこの機能を利用することが可能です。手順は以下の通りです。

前準備
  1. まず、DVD/CDドライブのあるマシンの方でDVD/CDの共有をONにしておきます。
  2. 次にHackBook Miniのターミナルを起動して以下のコマンドを実行する。
    defaults write com.apple.NetworkBrowser EnableODiskBrowsing -bool true
    defaults write com.apple.NetworkBrowser ODSSupported -bool true
    
  3. ターミナルを終了する
  4. HackBook Miniを再起動する

手順
  1. リモートマシンのDVD/CDドライブに使いたいディスクを挿入する
  2. HackBook Miniのファインダーのサイドバーの「デバイス」セクションでリモートディスクを選択する
    hackintosh-remote-disk-1.jpg
  3. 「使用を依頼...」ボタンが現れたらこれをクリックします。下図のように画面に「ディスクの使用を依頼中...」というプログレスダイアログが表示されます。
    hackintosh-remote-disk-2.jpg
  4. リモートマシン側で「XX(マシン名)のYY(ユーザ名)がディスクの使用を要求しています」のダイアログが出たら「了解」ボタンを押します。
    hackintosh-remote-disk-3.jpg
  5. リモートマシンのDVD/CDドライブのディスクがあたかもHackBook MiniにDVD/CDドライブがありそこに挿入されたディスクのようにマウントされ、デスクトップに表示されます。
    hackintosh-remote-disk-4.jpg

この機能の使い方については以下のAppleのサイトに詳しく説明があります。

MacBook Air: リモートディスクで DVD または CD を共有する
http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=307141-ja


Caps Lockキーの状態を表示する

HackBook Miniの場合、Caps LockのLEDが無いために、Caps Lockが押されているかどうかの判別が難しい場合があります。そこでCaps Lockの状態をわかりやすく表示してくれるソフトウェアCapSeeを導入しました。ログイン項目に入れて自動的に起動するようにしておきます。Caps Lockキーを押すと画面の中央に下図のようにCaps Lockキーの現在の状態(白=ON, グレー=OFF)を数秒間表示してくれます。
hackintosh-capsee.jpg
CapSee
http://www.threemagination.com/capsee/

同様のことをしてくれるソフトにCaps WARNというものあります。こちらはNum Lockキーなどにも対応していますし多機能ですがフリーウェアでなく$6のシェアウェアです。とりあえず、HackBook MiniにNum LockキーはないしCapSeeで事足りています。


参考にしたサイト

User Fixes/Improvements not in NBI
http://www.mydellmini.com/forum/mac-os-x-development/15616-user-fixes-im...

 

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ネットブックでHackintosh - Hibernateは動作するか?

初回にHackintosh化に使ったNetBookInstallerではHybernateモードはサポートされていないと書いたのですが、どうも実験したところ動作するようなのです。今回はHibernateモードについて実験とその結果を紹介しようと思います。

hackintosh-hibernate.jpg
Hibernate(冬眠)モードとは、通常バッテリー残量が少なくなりシステムを一時的に停止せざるを得ない時に、その時点でのメモリの状態をディスクにファイルを作成してそこに記録しておき、次回の電源ON時にこのファイルからメモリ状態を読み込んでその時の状態(起動しているアプリケーションなどもそのままに)復帰する機能のことです。

これは通常のスリープとは全く別の機能で、通常のスリープは省電力モードになっているもののメモリの状態を維持するために電力を少しではありますが使用します。ただその分、スリープから復帰する(起きる)速度はMac OS Xでは瞬時(数秒程度)です。一方のHibernateでは通常の起動時よりは早いもののある程度の時間がかかります。

さて、MyDellMiniフォーラムなどの情報からHackBook MiniではHibernateモードは動作しないというのが多くの人の意見だったのではじめからそう思いこんでいたのですが「動作したよ!」という人の書き込みが数日前にありおなじようにテストしてみたところ我が家のHackBook Miniでも動作しました。

Hibernateモードを設定するにはターミナルからpmsetコマンドを実行します。

  1. sudo pmset hibernatemode モード番号
モード番号は以下の通りです

安全な仮想メモリ使用はシステムの環境設定の「セキュリティ」の「一般」のセクションにあります。Mac OS X 10.6 Snow LeopardではデフォルトでONになっています。これはシステムがRAMのデータを一時的にディスク上にSWAPファイルとして待避する時に書き込むデータを暗号化するかどうかを決定するモードです。ONにすることでSWAPファイルが万一第三者の手にわたって中身を見られた場合にあなたが入力したパスワードとかクレジットカードの情報などが入っていればそのままのぞかれてしまうのを防ぐことができますが、暗号化と読み出し時の復号化というよぶんな処理が入りますので全体のパフォーマンスは多少低下する可能性があります。基本的にはそのままONで使う方がよいかと思います。

ちなみに、現在のHibernateモードを知るには以下のpmsetコマンドを使います。
  1. pmset -g

HackBook Miniは安全な仮想メモリ使用をONにして使っていますので、hibernatemode 5を設定してみたところ、通常スリープに入るところでちゃんとHibernateに入りました。たとえばHackBook Miniのlid(トップカバー)を閉じると通常スリープでは数秒後にLEDがゆっくりと点滅を開始してスリープに入ったことを確認できます。一方hibernatemode 5にするとトップカバーをとじて15秒くらいでLEDがOFFになり電源がきれます。
確認のためにバッテリーとACケーブルを両方はずして数分間放置しておき、そして再びバッテリーとACケーブルを戻してトップカバーを開き電源ボタンを押すと起動しHibernateからからの復帰が始まりました。この後30秒弱で見事に完全にHibernateに入った時の状態に復帰しました。

で、普段のスリープ操作ではスリープになって、バッテリがなくなった時だけHibernateするのがベストですので、hibernatemodeを7にしてテストをしてみました。実際にバッテリがなくなるまでマシンを使いました。まず、予備電源になったので数分で停止するというダイアログが表示され、しばらくしてLEDが赤く点滅を開始し、それから10分程度で完全にマシンの電源が切れました。

さて、ここでACコードを接続して電源ONボタンを期待しつつ押したのですが、結局Dellロゴ画面からグレー画面に移ってすぐに「Hibernate image file too old by XXX(数字) seconds」というメッセージがでてHibernateモードでの復帰はできませんでした。

まとめると、

Hibernateはスリープ操作でスリープ機能の代わりに使う場合は動作するが、電源がなくなった時のHibernateは復帰できない。


ということになります。つまりまったく動作しないわけではないが本来一番使いたいケースで動作しないので、あまり使う意味がない、ということになります。

なお、ブート時のグレースクリーンにいつも「Hibernate image file too old by XXX(数字) seconds」のメッセージが表示される場合は、以下のコマンドをおこなえば表示されなくなります。

  1. sudo pmset -a hibernatemode 0
  2. sudo rm /var/vm/sleepimage
始めのpmsetコマンドでHibernateモードを無効にすることで、今後Hibernate時のイメージファイルが作成されなくなります。つぎのrmコマンドで既にできているHibernateのイメージファイルをサイズが大きくて無駄なので削除してします。

残念でした。

 

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ネットブックでHackintosh - 外部モニター接続

今回はHackBook Miniの外部モニター接続を試してみたのでその結果などを紹介したいとおもいます。

HackBook MiniのベースであるDell Mini 10vには外部モニタ接続用に一般的な15ピンのVGAコネクタを装備しています。(Dell Mini 10はHDMIコネクタ)

NetBookInstaller(略してNBI)0.8.3でHackintosh化したままの状態で、このVGAコネクタを使って外部ディスプレイを接続すると何もしないでも自動的にモニターを検出して以下のようにデュアルディスプレイモードになります。あとはシステム環境設定で2番目のモニタの解像度などを設定することが可能です。

hackintosh-video-out-1.jpg
自宅で大きなモニタに接続する場合はこのデュアルディスプレイモードで使うのが普通だと思いますが、プロジェクタなどに接続してプレゼンテーションなどに使う場合にはミラーリングモードで使うのが普通だと思いますので今度はミラーリングモードを試してみました。システム環境設定の「ディスプレイ」からミラーモードを有効にしたのですが下図の左側のように両方のモニタ画面に変化するストライプ模様が表示されまともに画面表示できなくなってしまいました。(VGAケーブルをはずすとHackBook Miniの画面は元に戻ります)

そこでまたいつものようにMyDELLMiniフォーラムに行きリサーチした結果以下のような方法でこの問題を解決できることがわかりました。下図の右側が解決後

hackintosh-video-out-2.jpg
Vga out on 10v with osx
http://www.mydellmini.com/forum/dell-mini-10v-mac-os-x-discussion/17484-...
以下はこのフォーラムのスレッドの内容を日本語にしたものです。

Dell Mini 10v + Mac OS Xでミラーリングを実現する手順

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ネットブックでHackintosh - スキンで大変身

今回使用したのはeBayで購入したカスタムスキンです。シックな木目調とかエレガントなデザインにもひかれましたが、あえて思いっきりハデにVH風(Eddie Van Halenのカスタムギターの柄)にしてみました。

カスタムスキンは色々な会社から販売されていてトップカバーだけのところやアームレストとトラックバッド部、スクリーンの周囲などのカバーもセットになっているものなど色々ですが、基本的に薄いビニールでできていて、ボンドやテープなどを使用しないで貼り付ける方式なためにはがしても跡がのこらないタイプがほとんどです。またこれは好みの問題ですが会社によってはDell Mini 10用の場合トップカバーの中央のDELLのロゴ部がちゃんと表面にでるようにカットしてくれる場合もあるようです。今回使用するのはEbayで購入した3acp.comのスキンで3点セットで$19.00でしたのでかなりリーゾナブルです。

hackintosh-skin-1.jpg

スキンの装着

まずアルコールを含ませたキッチンペーパーで貼り付ける表面をきれいにします。あとはビニールステッカーを貼るのと同じ要領で裏の台紙をはがしてスキンを貼り付け、気泡が残らないように丁寧にスキンを密着させてから表の透明のフィルムをはがせば完成です。

装着前
hackintosh-skin-0.jpg
装着後
hackintosh-skin-2.jpg
これはスキンを貼り付けた後のトップカバーです。中央部に若干DELLのロゴの凹凸が出てしまっています。こだわる人はちゃんとこの部分の凹凸を処理してから貼り付けた方が良いでしょう。

hackintosh-skin-5.jpg
アームレストとトラックパッド、そしてスクリーンの周囲にも同じスキンを貼り付けて完成です。アームレストにあるIntel Atomプロセッサのシールを面倒だったのではがさなかったのでその部分がちょっと凹凸になってしまいましたがまあ柄が柄だし気にならないですね。

写真の右側のギターは自作のオリジナルのVH風ストラトキャスターです。パーツを個別に購入して電気配線をしてボディのペイントも全て自分でやった愛用のギターです。もうずっと弾いていないので部屋の飾りと化してしまっていますが、実はこのギターを見て今回のスキンデザインに決めました。せっかく貼ったのだからこのまま飽きるまでしばらくこのVH風HackBook Miniでいこうかと思っています。スタバとかで使ってたらかなり目立つかな??(笑)


スキン販売サイト

以下が主なスキン販売サイトです。大きく分類すると自分の使いたい写真やイラストイメージなどをアップロードして完全な自分だけのカスタムデザインのスキンを作ってくれるところとそうでないところに分かれます。カスタムデザインのスキンを作れるサイトは全てトップカバーのみなのに対して、そうでない既成のデザインから選ぶサイトの場合トップカバー以外にアームレスト部分(+トラックパッド部分)なども同じデザインで統一できる場合があります。

オリジナル

スキンセットに含まれるもの

ロゴ部の

販売サイト

価格

海外発送

イメージのアップロード

トップカバー

アームレスト

タッチパッド

画面の縁

丸いくりぬき

備考

3acp.com

$16.00

Yes

No

Yes

Yes

Yes

Yes

No

GelaSkins.com

$28.00

Yes

Yes

Yes

No

No

No

No

DecalGirl.com

$12.99

Yes

No

Yes

Yes

Yes

No

No

2種類の仕上げから選択可能。グロスが$12.99でマットが$15.99

UniqueSkins.com

$14.99

Yes

Yes

Yes

No

No

No

No

Skinit.com

$24.99

Yes

Yes

Yes

No

No

No

Yes

Dell Mini 10用は常にくりぬき.

SGPStore.com

$17.99

Yes

No

Yes

No

No

No

Yes

くりぬきの有無を指定可能。アームレスト部は別売りで$10.99


ロゴ部の丸いくりぬきとは、DELL Mini 10vの場合トップカバーの中央にくる丸いDELLのロゴの部分が見えるようにくりぬいてあるかかどうかです。

自分だけのオリジナルデザインのHackintosh、楽しいですよ。

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ネットブックでHackintosh - 最適なブラウザーは?

HackBook Miniのメインの用途は何と言ってもインターネットです。そこで今回は一般論でのブラウザ比較ではなく、ネットブックでの使用を前提にしてHackBook Miniで使うのに最適なWebブラウザーは何かをベンチマークソフトの結果その他を元に考察してみました。

最速のWebブラウザーはどれだ?

昨今の主流であるブログやCMSなどを利用したウェブサイトの場合にはJavascriptを多用している場合が多いからでしょうか、今回紹介するブラウザーのベンチマークテストは主としてJavaScriptの実行速度を中心にブラウザのパフォーマンスを数値化するものが多いです。今回使用したのは以下の5種類のベンチマークテストです。

hackintosh-peacekeeper-benchmark.jpg hackintosh-sunspider-benchmark.jpg hackintosh-v8-benchmark.jpg hackintosh-js-benchmark.jpg hackintosh-css-rendering-benchmark.jpg 注)ベンチマークテストの場合同じテストでもテストのバージョンによって基準となるデータや算出結果の数値は異なる場合があります。

実際にやってみる前は、Firefoxよりも拡張性がないぶん軽量なCaminoの方が高速なんではないかと思っていたのですが結果は意外にも全てのベンチマークでFirefoxの方がCaminoより高速ということになったのには驚きました。

また、WindowsXPのPCでは、Firebugとか重いとされる拡張機能を多数入れているとFirefoxの速度ががくっと遅くなるように感じるので今回のテストにあたって、まずほとんど拡張機能の入っていない状態のFirefoxでテストをし、次に普段使う拡張機能(Web Developer Tools, Firebug, Phoenix, PDF download, MeasureIt, Map this, Download status bar, Xmarks等)を有効にしたもので再度テストをしたのですが上記のベンチマークテストにおいては拡張機能の有無はほとんど結果に影響しなかったことも意外でした。Camino 2.0.2はFirefox 3.1.8をベースにしているようなので、この両者の違いはFirefoxが3.1から現在の3.6の間で大きくパフォーマンスの性能向上したからなのかもしれません。


体感速度ではどう?

実際にこの5つのブラウザーを数日間使ってみた体感速度ではどうかと言うとSafariがやはり一番快適で、次にGoogle Chromeでしょうか。で、Opera、Camino、Firefoxと続くような感じです。Firefoxは明らかにちょっともっさりした感じがあります。グラフにするとこんな感じでしょうか?
hackintosh-self-feeling.jpg
特筆すべきはベンチマークの結果に反してFirefoxよりもCaminoの方が複数タブの切り替えやアドレスバーや検索エリアのテキスト入力、その他のインターフェイスの反応など全てにおいてかなりきびきびと高速に感じます。
おそらくFirefoxはJavascriptの実行速度やHTMLの処理速度は高速でもインターフェイスまわりの処理、特に複数タブの切り替えが遅いために使っていていまひとつなのではないかと思います。このあたりはベンチマークにはでてこない点ですね。Operaは一般のウェブサイトの表示は早いのですがJavascriptがガシガシ動くケースなどはかなり遅く感じました。

Winner: Safari
Runner up: Google Chrome


起動速度

各ブラウザの起動速度は、拡張機能なしで空白ウィンドウを開く設定にして比較しましたがどれも似たようなもので3~5秒程度でした。やはりSafariが一番早く、次にGoogle Chrome、そして残りのブラウザという感じでしたがまぁこの程度であれば似たりよったりでしょう。ただ注意しないといけないのは、Firefoxの場合拡張機能を入れるととたんに起動時間が長くなります。前述したような拡張機能をONにした状態だとFirefoxの起動時間は4秒が8秒になりましたので、あたりまえのことですができるだけ不要な拡張機能は使わないようにするのがFirefoxを快適に使うこつだと思います。

Winner: Safari
Runner up: Google Chrome


小さい画面での使い勝手

HackBook Miniのような画面の小さい機種ではブラウザーのフルスクリーンモードや縮小表示モードが使えると表示量をふやすことができますので効果的です。

今回の5つのブラウザーのうちフルスクリーンモードに対応しているのはFirefoxとOperaになります。Google Chromeは現在のMac OS X版では対応していませんが、Windows版では対応しているようなので近い将来使えるようになるのでしょう。

ページの縮小表示はどのブラウザでも対応していますがOperaはステータスバーのアイコンクリック1発でウィンドウ幅にぴったり合うように縮小できるのが便利です (注1)。Google Chromeの必要な時だけせり出してくるステータスバーも小さい画面を有効に使う上では便利だと思います。Google Chromeはウィンドウタイトル部すらタブバーのタブ表示につかうことでコンテンツ以外のGUI部分が少なく非常にすっきりしています。これはネットブックの1024x600の画面では非常に有効だと思います。

(注1) ただし、このウィンドウ幅にあわせて縮小する機能はmixiのサイトでは表示がおかしくなりました。90%とか80%とかの縮小率指定の場合は大丈夫だったので、mixiのサイトの問題ではなくOpera側の問題だと思います。

Winner: Google Chrome
Runner up: Opera


拡張機能

予めお断りしておきますが、この項目の評価はかなり個人的なものです。私は常に数台のコンピュータを家でも会社でも使っているためにブックマーク共有にXmarks、パスワード共有&管理にLastPass、メモ共通にEvernoteといったオンラインサービスを使っていますので、こういったたサービスを簡単に使うための拡張機能があるかどうかが個人的にはとても重要な点です。その点からすると、Firefox、Safari、Google Chromeが○でCaminoとOperaが×になります。

その他の拡張機能という点ではOperaやChromeも将来的には多くの拡張機能が出てくるでしょうが現時点では質と量ともにFirefoxが圧倒しているといってもいいかと思います。特にWeb関連の開発やデザインをおこなっている人はFirebugなどの使えるFirefoxはやはり手放せないかと思います。OperaのDragonflyという開発者向けのデバッグ環境も現在はまだアルファリリースですが注目していきたいと思います。ただ、ネットブックでの使用を前提にすると開発者向けの拡張機能はあまり重要ではなく、あくまで快適にインターネットをブラウジングできればそれで良いと思います。

Winners: Safari, Google Chrome, Firefox (Xmarks, LastPass, Evernote対応しているので)
Runners up: Opera, Camino


総合評価

ブラウザーはどれも一長一短のところがありこれがベストとはっきり断言することはむずかしいのです。ここではあくまでHackBook Miniで使うということに限定した上で個人的な嗜好もかなりふくんだ総合評価になりますが以下のようになりました。

icon-64x64-safari.png
Safari
Pros:
動作が軽快、描画も高速
Apple純正
3大ブラウザーのひとつ、対応していないサイトやWebサービスはほとんどない、これが実はけっこう重要。
Xmarks、LastPass、Evernoteにプラグインで対応
Cons:
拡張性、カストマイズ性はあまり高くない(Safari Standはじめプラグインなど多少はあるが)

icon-64x64-chrome.png
Google Chrome
Pros:
動作が軽快、描画も高速(特にJavascriptの処理は一番速い)
GUI部分が最小なので小画面のネットブックに適している
Xmarks、LastPass、Evernoteにプラグインで対応
拡張性やカストマイズ性有り(現時点では△、将来性は○)将来性も高い
Cons:
シンプル、高速が売りなので機能は少なくややおもしろみにかける印象。
まだ新しいブラウザにつき、サイトの互換性などの面でメインとしてつかうにはいまひとつかも。
テーマファイルにまだあまり好きなものがない(派手すぎるものが多い)

icon-64x64-opera.png
Opera
Pros:
動作は軽快
高いカストマイズ性、拡張機能(Widget)、マウスジェスチャーなどのユニークな機能は中毒性(?)があり、使い込むと他のブラウザーには戻れなくなるかも
小画面、低速ネット、低スペックマシンなどでも快適に使える
Cons:
ページロードが遅い、ページ表示方式の違いのせいか空白状態が長く感じる
レイアウトの崩れる場合がたまにある
Xmarks、LastPass、Evernoteなど拡張機能などで簡単に対応できないWebサービスも多し

icon-64x64-firefox.png
Firefox
Pros:
非常に高い拡張性、カストマイズ性
豊富な拡張機能とテーマ
Xmarks、LastPass、Evernoteにプラグインで対応
3大ブラウザーのひとつ、対応していないサイトやWebサービスはほとんどない
Cons:
動作が全体的に重い、拡張機能を多用すると起動時間がかなり遅くなる

icon-64x64-camino.png
Camino
Pros:
動作は割と軽快(同じGeckoエンジンのFirefoxよりは高速)、ただしネットブックの環境では新の実力を発揮しきれていないかもしれない。
Cons:
Xmarks、LastPass、Evernoteなど拡張機能などで簡単に対応できないWebサービスも多し
拡張性、カストマイズ性はSafariと同じであまりない(Safariと同じ程度?)
シンプル、高速が売りなので機能はあまり多くなく、面白味にかける印象


私の個人的な総合ランキングは第1位がSafari、第2位がGoogle Chromeとなりました。これは自分にとって必要な拡張機能がそろっている点と、高速という2点が決め手になりました。

もし、OperaとCaminoがXmarks、LastPass、Evernoteに対応していたらたぶん私的には第2位はOperaかCaminoのどちらかになると思います。それくらいこの2つのブラウザーは使っていて割と好感がもてました。FirefoxはWindowsマシンではずっとメインのブラウザとして使っているのですがどうも動作のもっさり感が気になって結局HackBook Miniではほとんど使うことがないのではないかと思います。基本的には一番好きなブラウザーなんですけど...

 

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ネットブックでHackintosh - 小さい画面を克服する

今回は以前ちょっと紹介しましたがHackBook Miniの小さな画面による不都合を克服する方法を詳しく説明したいと思います。

画面が小さいことによる問題としては(1)アプリケーションがインストール時や起動時に画面サイズをチェックして所定の大きさ以上ない場合正しくインストールもしくは起動できないケース、(2)アプリケーションの開くウィンドウやダイアログの縦サイズが600pxよりも大きくかつサイズを小さくできないケース、という2つに分かれるかと思いますが、ここでは(2)のケースについてその対処法を紹介します。

以前の記事「ネットブックでHackintosh - はじめの一歩」PhotoBoothについてPhotoBoothFixerというMyDELLMiniフォーラムで見つけたアプリで対処する方法を紹介しましたが、今回はどのアプリでも使える方法で、Night ProductionsPref Setterというソフトを使用します。
icon-pref-setter.jpg Pref Setter

手順


以上です。この設定を縮小する必要のあるアプリケーションのみおこなえばOKです。


詳しい説明

Pref Setterで設定したAppleDisplayScaleFactorというのはMac OS Xの描画エンジンであるQuartzが描画を拡大縮小するのに参照する設定です。このAppleDisplayScaleFactorをHackBook Miniの画面に収まりきらないようなウィンドウのあるアプリケーションにおいてデフォルトの1から、0.8のように変更することで全体を縮小することができます。 Pref Setterを使用しないでターミナルから以下のようにコマンド入力をしても同じことができますがPref Setterを使った方が便利だとおもいます。
iCalの表示を80%に縮小する
defaults write com.apple.iCal AppleDisplayScaleFactor 0.8

iCalの表示を100%(オリジナル)に戻す
defaults write com.apple.iCal AppleDisplayScaleFactor 1.0

iCalの表示の縮小設定をチェックする
defaults read com.apple.iCal AppleDisplayScaleFactor

全アプリの表示を75%に縮小する - テンポラリ(再起動で元に戻る)
defaults write -g AppleDisplayScaleFactor 0.75

全アプリの表示を75%に縮小する - パーマネント
defaults write NSGlobalDomain AppleDisplayScaleFactor 0.75
なお、全アプリの表示を縮小するように変更した場合、それまでに起動しているアプリは影響をうけません。


StatusBar.app (Finder Shrinker)

Pref Setterを使うと便利なのは、特定のアプリケーションでいつも縮小表示をしたい場合などです。ただ、たまたまダウンロードして試してみたソフトでウィンドウやダイアログなどが画面に収まりきらない場合にPref Setterで設定するのは面倒です。こういった場合には前述したようにターミナルからdefaults write (対象のソフト) AppleDisplayScaleFactor (縮小率)というコマンドを実行してから起動すれば良いのですがターミナルを開いていちいちコマンド入力するのも面倒です。そこで便利なのがMyDELLMiniフォーラムのメンバーが自作したStatusBar.appという簡単なプログラムです。このプログラムを実行するとメニューバーに以下のようなメニューが追加されます。ここで縮小率を変更してやればその変更はFinderとそれ以降起動される全てのソフトに反映される、という便利ものです。(尚、変更は一時的なものでマシンの再起動で元に戻ります)

MyDELLMini Forum - Virtually increase your Dell Mini screen resolution
http://www.mydellmini.com/forum/faqs-how-tos/2099-virtually-increase-you...

statusBar.appは以下のリンクから直接ダウンロードできます。
http://idisk.mac.com/tonymutti-Public/statusBar.zip

このStatusBar.appを起動すると下図のようにメニューバーにアイコンが追加されます。ここから好きな縮小率を選択するだけでOKです。簡単に使えるのでいざという時のために用意しておくと便利ではないでしょうか。

hackintosh-finder-shrinker.jpg

縮小表示を使用する上での注意

FinderやDockもAppleDisplayScaleFactorを使って縮小表示することが可能です。defaults write で-g オプションを使ってグローバルに設定をする場合には設定変更後に起動する全てのアプリケーションにおいて設定が有効になります。-gでの設定はテンポラリーですのでマシンを再起動すると元に戻ります。NSGlobalDomainというのをターゲットにして設定をするとパーマネントに全体を縮小することができます。(再起動後も有効)
ただし、FinderやDockも含めてアプリケーションに縮小をかけるとメニューやアイコンの表示位置がおかしくなったり、その他画面表示がおかしくなる場合(表示されるものの位置がおかしくなったり表示されなくなってしまったり)もありますので縮小を使うのは必要最小限にとどめておくことをお勧めします。

 

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ネットブックでHackintosh - 10.6.3にアップデート

数日前にMac OS X 10.6.3がリリースされました。Hackintoshの場合、OSのアップデートは問題が発生する可能性が非常に高いのでMyDELLMiniフォーラムなどで情報を収集してちゃんとした手順をふんでおこなう必要があります。

前準備

今回の更新に際しては必要ないかもしれませんが、念のために以下のように設定変更などをしておきました。


NetbookInstaller 0.8.4 RC1の入手

10.6.3へのアップデートはNetbookInstaller 0.8.4 RC1を使用しますのでまずこれをダウンロードします。
hackintosh-netbookinstaller-icon.png
netbook-installer @ Google Code (Netbook Installerのプロジェクトサイト)
http://code.google.com/p/netbook-installer/

NetbookInstaller 0.8.4RC1 ダウンロードリンク
http://netbook-installer.googlecode.com/files/NetbookInstaller%200.8.4%2...


アップデート

アップデートの作業は下記のMyDELLMiniフォーラムに書かれていた手順を元におこない、特に問題もなく完了しました。さすがに10.6.3のアップデート用データが500MB近くと大きいために所用時間は1時間以上でした。

フォーラムではうまくいかなかった人からの報告も出ていますが多くの人は問題なく10.6.3にアップデートできているようです。アップデートをおこなう際にはバックアップをまず取り、自己責任でおこなうようにしてください。

参考までに、以下はフォーラムに投稿されていた手順を元に私がやった手順です。
  1. NBI 0.8.4RC1をダウンロードし実行する
  2. マシンを再起動する
  3. ソフトウェアアップデートを起動し10.6.3にアップデートをする(約1時間)
    途中データのダウンロード完了後に自動的にリブートされ、その後アップデートが延々とおこなわれ、アップデートが正常に完了すると再び自動的にリブートされる。
  4. 起動中に画面にNBIのロゴ(このページの上にあるやつ)があらわれる(約5分)そしてふたたび自動的にリブートされる。
  5. 通常の起動時のようにAppleロゴが現れ約1分程度で通常通りたちあがる

**OFFICIAL** Mac OSX 10.6.3 Update Thread
http://www.mydellmini.com/forum/general-mac-os-x-discussion/19765-offici...

フォーラムでも書かれていますが、10.6.3のソフトウェアアップデートが終了してリブートすると、NetbookInstallerのロゴが画面に表示されて5分くらい内部アップデートなどがおこなわれます。ですのでフリーズしているわけでなないのでじっと待つ必要があります。NetbookInstallerの処理が終わると再び再起動し、今度は1~2分で通常通りMac OS Xが起動します。

以下は10.6.3にアップデート後のスクリーンショットです。
hackintosh-10.6.3-update.png
とりあえず、Wifi、Web Cam、サウンド、スリープと復帰なども問題なく動作しているようです。追って他の部分の動作もチェックしてみたいと思います。

注意:MyDELLMiniフォーラムの投稿によると、10.6.3にアップデートするとAdobe Photoshop CS3が動作しなくなるそうなので、CS3を使う必要がある人は10.6.3へのアップデートはちょっと待った方が良いでしょう。数日中にAdobeかAppleから何らかの修正がリリースされるのではないかと思います。

 

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ネットブックでHackintosh - このMacについて

今回は「このMacについて」メニューの表示の改良第2弾です。AppleのロゴマークとMac OS Xの文字の部分をカストマイズしてみました。

CPUの所をUnknownからちゃんとATOMプロセッサを表示するようにするカストマイズは以前の記事を参照してください。

ネットブックでHackintosh - ちょこっと改善
http://www.pixture.com/drupal/ja/blog/2010-03-05/242

Appleロゴとテキストのカストマイズ

以下がMac OS Xの標準の状態です。
hackintosh-apple-logo-origi.jpg
いくつかのパターンを作ってみました。Mac OS XのところはMac OSx86かHackintoshで迷いましたが結局分かりやすいHackintoshとすることにしました。Mac OS Xの文字はLucida Gardeフォントの26pのようですので同じフォントを使用してちょっと字間を詰めてみました。
hackintosh-apple-logo.jpg
さて、差し替え用の画像を透過TIFファイルとして作成したら、これをOSx86Toolsというフリーウェアを使用すると簡単に差し替えすることができます。

hackintosh-icon-osx86tools.jpg
OSx86Tools
http://code.google.com/p/osx86tools/

このソフトウェアは作者による開発は既に終了していて今後の開発はないようです。Hackintosh(OSx86)マシンの製作の補助となる様々な機能がありますが今回使用するのは「このMacについて」部分のイメージ画像の差し替え機能だけです。興味がある人は他の機能については自分でリサーチしてみてください。

手順

添付サイズ
hackintosh-logo-rev3.zip86.1 KB
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ネットブックでChrome OS (番外編)

ネットブックでHackintoshの番外編として、今回はGoogleにより開発されているオープンソースOSであるChrome OSを我がHackBook Miniで試してみましたので紹介します。

chromium-os.jpgGoogle Chrome OSは2010年後半にリリース予定で現在開発中のGoogleによる新しいOSです。Ubuntu Linuxをベースにして使えるのはブラウザのみ、という割り切りのものに余計なものは全てとりさってシンプル、高速を売りにしたオープンソースのOSです。

今回試したのはChrome OSのオープンソース版Chromium OSをHexxehが独自にビルドして配布されているChromium OS FlowというバージョンのChromium OSです。DellのLinuxエンジニアにより独自にビルドしてDell2Directのサイトで配布されているバージョンもあるのですが、このバージョンが8GBの容量なのに対してChromium OS Flowの方がサイズが小さく2GBのUSB Flash Driveに収まるのと、Wifiなどもこちらの方がベターという評判だったのでChromium OS FlowをダウンロードしてUSB Flash Driveにインストールして試してみました。

ちなみにChromium OS Flowの作者Hexxehは若干17才の少年だそうです。ビックリ!ちなみにChromium OS Flowの作者Hexxehは若干17才の少年だそうです。ビックリ!

さて、Chromium OS FlowのサイトからUSBに入れるイメージファイルのgzip圧縮されたアーカイブをダウンロードします(307MB)。このファイルをgzipで解凍すると1.8GBのイメージファイルになります。

次にこのイメージファイルをUSB Flash Driveに書き込みます。今回はWindowsマシンで、Image Writer for Windowsというツールを使ってUSB Flash Driveに書き込みました。

LinuxやMac OS XなどUNIXベースのOSではddコマンドを使ってそのままUSB Flash Driveに書き込みできます。詳しくはChromium OS Flowのサイトに解説されていますのでこちらを参照してください。

USB Flash Driveの準備が完了したら、あとはこのUSBドライブでブートするだけです。USBドライブでブートさせるには、HackBook Mini (Dell Mini 10v)の場合には、スリープと復帰をうまく動作させるために通常BIOSのUSB Legacy Device Supportを無効にしているのですがこれを有効にさせる必要があります。あと、HDDよりもUSB Storageデバイスの方がBoot時に優先するようにBIOSの設定を変更しておきます。ここまでできたらあとはChromium OS Flowの入ったUSB Flash Driveをセットしてマシンをブートし、ブート画面でF12キーを押しブートデバイス選択画面に進み、ここでUSB Storageを選択すればOKです。

chromium-flow-1.jpg
電源ONから15秒くらいで以下のようなログイン画面が表示されます。Chromium OS Flowのログインはユーザ「facepunch」、パスワード「facepunch」を使用します。 ログインすると3~4秒でChromeブラウザの画面に進みます。さすがに起動時間は超速ですね。ちなみにOSのshutdownは電源ボタンを押すだけです。

chromium-flow-2.jpg
インストール後始めてブートした場合、この時点ではWifiがOFFになっていると思いますので、ここで画面右上のアイコンをクリックしてWifiネットワークを選択して必要な認証などをおこなって接続します。

画面右上のChromiumアイコンをクリックすると以下のようにあらかじめセットされているアプリケーション(Webサイトへのリンク)がアイコンとともにタブ画面に表示されます。ここから主要なYouTubeやFacebookなどサイトに簡単することが可能です。

chromium-flow-3.jpg
とりあえず試したのはこのくらいで、WebCamのサポートも入っているようです(どうやってブラウザから使うんだ??)。なにかつっこんだことをする場合には、Ctrl+Alt+Tキーを押すとターミナルのセッションが起動しますのでこちらからおこなうことができます。なお、Chromium OS Flowでは日本語入力はできないようです。本家Googleから今年の後半にリリースされる予定の正規Chrome OSではもちろん使えると思います。

USB Flash Driveにインストールして使えますので気軽に試せてかつ起動も高速なのがいいですね。時間のある時にもうすこし使い込んでみようかと思っています。

 

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